たまにはマジメにウンチクを



後は、電話が来るのをまつばかり・・・。




先日、まっぺより、

「サスがよくわかんない」

とメールがあり、苦悶しながらメールを返すアタシ。

ケータイだと入力に時間がかかって面どーい。

まあ、旧世代のケータイだし、余計に。




さてさて、まっぺがつけている

ロックショックス リーバ レース(09モデル)


ロックショックスさんの売りである「デュアルエア」を搭載し、

ダンパーは「モーションコントロール」を搭載。

最大ストロークは120ミリ。




で、設定についてなんですが。

正直なところ、このデュアルエアがちっと厄介なシロモノでして、

メーカー側もセッティング方法を公開していないわけです。

(正確にいえば突っ込んだセッティング方法)


で、どうすればええん? と。


これはボク個人のやり方+教えてもらったやり方なんですが、


トレイル(フツーにちゃんと使う)で使うならサグをだしてください。


まず、フォークに記載されているエア圧(体重チャート)から追っていきます。

このとき、ポジティブ・ネガティブともエア圧は同じにしてください。


デュアルエアの空気圧設定について
•デュアルエアではポジティブ(上側バルブ)とネガティブ(下側バルブ)に入れる空気圧数値は同じです。
ご注意:空気を入れなおす際にはポジティブ>ネガティブの順で入れてください。
•ポジティブエア : フォーク上側のエアバルブより封入するエアを意味し、フォークの基本的な硬さを決定するものです。
•ネガティブエア : フォーク下側のエアバルブより封入するエアを意味し、フォークの動きだしのタイミングを調整するためのものです。


※ジャイアント ロックショックス ホームページより 抜粋




この状態でサグを出します。

サグについてはコチラ。




※これはSRサンツアー社のものですが、やり方は一緒です。
※サグの値(%)はメーカー・モデルによって異なります。


ロックショックスのリーバでは推奨サグ値は15~25%で、

例えば100ミリストロークであれば15~25ミリということです。

(※個人的にはもう少しサグ値をとってもよいと思います。ただし、セッティングによる)



ここまでが、一般的なやり方です。


でここから応用編。


●ネガティブ側のエア圧を下げる

→こうすることによって、少し突っ張った感じになります。
ロックショックスの説明にそうと、動き出しが硬くなります。
使用としては、たちコギやペダリング時にサスが反応し易かった場合など。
ただし、路面からの反応も硬くなるので、トレイルでは、すこし扱いづらいかも。


●モーションコントロールを使う

→モーションコントロールのダイヤルをロックアウトに設定し、真ん中についているフラッドゲートダイヤル(金色)を右方向に回しきります。

この状態で完全なロックアウトになります(といっても強大な力が入力されれば動きますが)。

ここからゲートダイヤルを左方向に回していきます。

この状態で力を入力すると、出だしが渋く、中盤以降は通常通り動きます。




で、この二つの違いはというと、言葉で表せば「硬い」と「渋い」。


機械的に説明すると、色々面倒なので今回は省きます。

詳しくはロックショックスのユーザーズマニュアルを熟読してください。


で、ワタクシはというと、この二つを組み合わせてつかうのですが、


体重60キロのアタシの場合。


エア圧

ポジティブ 70PSI
ネガティブ 50PSI


ゲート開放

ロックアウトにし、ゲートノブを左に回しきってから右に1.5回転


リバウンド

亀側に回しきり


※フツーの人がこれで前から突っ込んだら、間違いなくダストシールが抜けます(笑)


で、このセッティングは何をイメージしたか?


●基本スタンディング

●ポジティブ側のボトムアウト(沈んだあとの突き上げ感)の低減


まず、アタシの場合、基本的に座りません。

と言うことは、バイクの上で人間がうりうり動いている事になります。

また、ペダリング時にしても前後・上下に対して振り子のような力をかけるようになります。

その関係で、まずサスペンションに「動くな」としたいわけです。

なのでロックアウト。

ただし、本当にロックアウトしてしまうとなんにも意味がないので、ゲートを開放し、動きを渋くするようにします。

また、ポジティブ側のエア圧をあげると、ボトムアウトが強くなるため、意図的にサグ値よりも低い圧にしています。(通常なら85~100PSIの間)

その関係もあり、ロックアウトを使うわけです。(←簡単にフルボトム(底突き)をさせない為)

※ダンパーの役目はオイルの流れを調整すること(ほかにも冷却とかありますが)。

※簡単に言えばゲート開放の役割は、オイルの通り道の広さを調整すること。


また、ネガティブ側の圧が低いのは、あまり反応させず、ライダー側のコントロールをメインにしているため。




ここまで読むと、セッティングとは? というのがわかると思います。

ボクのなかでサスのセッティングとは、流動的であり、そのときのスキル・路面状況などによって変化するモノだと思います。

まして、デュアルエアなどは、セッティングの幅があり、良くも悪くもなる。


大事なのは、役割を正しく把握すること。

何のためにサグを取るのか?
ダンパーの役割は?

など、理解すれば、それを基準にセッティングをすればいい。
あとは、そこから変化を付けていってマッチングをとればいい。


少し胡散臭いウンチクですが、要点はそこです。

何を、ドコで、どのようにしたいか?

それを念頭においていれば、欲しいセッティングからはさほど外れないはず。



で、まっぺ、どうだったの?
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by 55-fuma | 2010-06-29 23:48 | パーツ